海藻のなかには、ビタミンやミネラルをたっぷり含まれています。特に、海藻のなかにはヨウ素が多く含まれています。日本人が、ヨウ素不足にならないのは、海藻を摂取しているといわれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの主要な成分です。
海藻のなかでも、褐藻類に含まれる食物繊維の多糖類が、人間の体にいいことがわかってきています。その多糖類の代表格の成分がフコイダンです。フコイダンは、高分子の多糖類で硫酸基を多く含みます。フコイダンは、海藻を傷つけた時に、その傷口の防御や乾燥から身を守り、そして組織を柔軟に維持する役割をしています。
日本では、オキナワモズクが、フコイダンの含有量が一番多いです。ワカメでいうと根っこのメカブに多くフコイダンが含まれています。トンガ産のモズクは、なんとオキナワモズクの3倍のフコイダンが含まれています。
フコイダンと海藻
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執筆者:hashi