一般的に液体のものを、さらさらの粉末にしたり、錠剤にしたりする工程の中では、かならず添加物が加えられます。たとえば錠剤のものを作るときには結合剤、滑剤、光沢剤が使われます。粉末状の材料に粘り気を持たせて粒にまとめる結合剤です。結合剤としてよく使われるものに、セルロース、レシチン、ソルビトールがあります。錠剤の形を作るときには、鋳型に入れて形を作りますが、鋳型にくっつかずにすんなり取り出せるようにするために滑剤を入れます。脂肪酸や炭酸マグネシウム、二酸化ケイ素などがあります。また、錠剤は表面がザラザラしていると飲みにくくなりますので、表面をなめらかにするために使うのが光沢剤です。光沢剤には、植物や昆虫からとれる天然樹脂や、石油を原料にしたパラフィンワックスなどのワックス類があります。表面のコーティングに使うだけですので、ごく微量ではありますが、アレルギーや化学物質過敏症の方は注意が必要です。
固体状のフコイダンと添加物
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執筆者:hashi